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乗り物の中から「いただきます!」

日本では市内を走る路線バスの中で何かを食べたり飲んだりすることはタブーとされているように思う。
通勤電車の中でもNGだろう。
暑い日に水を飲むことはあってもおおっぴらに何かを食べることはまずない。
市内の乗り物なら乗っている時間も短いので必然的にそうなるのだろう。
しかしお隣中国ではバスの中での飲食はごく普通のことのようだ。
飲み物片手に飲みながらバスに乗ってくる若い子がたくさんいる。
大事そうに梨を袋から取り出して歯で上手に皮を剥き、「かぷっ」と食べた若くてきれいな女の子を見たこともある。
少し年配者になるとヒマワリの種やカボチャの種などをビニール袋に入れて持って来て食べている。
リスのように上手に殻を割って中身を食べているようだが床にバンバン殻を落とすので床は殻だらけだ。
もちろん掃除なんてしないで食べるだけ食べて殻をまき散らしてそのまま降りていく。
最初は驚いていたが、私もお腹が空いて仕方がないときは彼らの真似をしてバスの中で何かを食べることがある。
そんな時は「お腹が空いたら食べてもいいのよね」などと幸せを感じたりする。
日本でもリゾート列車に乗っていたり、車内販売がある列車で移動していたりするときは飲食OKだ。
なんといっても駅弁があるくらいだ。
長距離バスや観光バスでもお弁当などを食べることも一つの楽しみになっている。
目的地を目指しつつバスや列車に揺られながらお弁当を食べるのは、遠足のようで人をわくわくさせる。
そんなときは堂々と「いただきます!」。
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